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全日制学校生活

拉致問題啓発舞台公演に参加しました

11月14日(金)一般徳育の生徒たちは、北朝鮮による日本人拉致問題啓発舞台公演に参加しました。この公演は、内閣官房をはじめとする主催者の強い呼びかけのもと開催され、生徒たちは、日本が抱える重大な人権問題について深く考える貴重な機会を得ました。公演に先立ち、生徒たちは副校長先生より拉致問題の背景について事前に学習しており、その歴史的な経緯や被害者の方々の状況を理解した上で臨みました。公演では、まず主催者(内閣官房、島根県知事、松江市長)からの挨拶があり、その後、内閣官房から、問題解決に向けた政府の具体的な取り組みについての説明が行われました。これにより、生徒たちは国レベルでの早期に解決すべき課題であることを再認識しました。ハイライトは、劇団夜想会による舞台劇「めぐみへの誓い-奪還-」の上演でした。事前学習を通じて土台ができていたこともあり、生徒たちは舞台で描かれる被害者やご家族の苦悩、そして拉致という絶対にあってはならない現実を、「遠い国の話」ではなく「自分事」として深く感じ取りました。劇を通して、生徒たちは舞台に強く思いを馳せながら見入り、「この問題は現実に今も続いている」という事実を肌で感じた様子でした。今回の舞台公演は、私たち若い世代がこの人権問題に改めて目を向け、一刻も早い解決のために何ができるのかを深く考えるきっかけとなりました。立正大学淞南高等学校は、今後も生徒たちが社会の重要な課題に関心を持ち、問題解決に向けた行動を考えていけるよう、教育活動を継続してまいります。