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岡崎理事長立春元旦のご挨拶

謹んで新春の御祝詞を申し上げます。

                   令和八年丙午(ひのえうま)年立春元旦

御家族御一同様共に御元気にて新春をお迎えなさいましたこと謹んでお慶び申し上げます。

 日本民族は古来より真の太陽の運行にもとづいた暦法により、冬と春を分ける『節分』の翌日、『立春』をもって『元旦』として参りました。

立春をもって正月元旦とする叡智は、神武天皇辛酉立春朔日、橿原においての御即位に受け継がれていましたが、近代化を急ぐ明治政府は強引にグレゴリオ暦を採用し、今日に至っております。当時、著しい財政難であった政府は、旧暦の明治五年十二月三日を新暦の明治六年一月一日(元旦)とすることにより、官吏の給料を明治五年の十二月と六年の六月分(翌明治六年は六月が閏月であり、一年は十三カ月、三百八十四日となっていた。)の都合二カ月分の給料を節約したのでした。

現在日本で使われておりますグレゴリオ暦は、今から約四百数十年前の一五八二年、ローマ教皇グレゴリオ十三世が、古代ローマ時代から使用してきたユリウス暦によって生じた実際の太陽年からの誤差を無くすため、暦の上から強引に十日を省いて改暦した暦であり、グレゴリオ暦の新年お正月は冬至と立春の間という中途半端な時点に設定されております。

 お正月の挨拶には、「新春」や「初春」などの言葉が用いられ、よく春夏秋冬と言って、一年の季節は春から始まるのが神代の昔からの習わしですが、立春より約三十四日前の何ら意味のない冬の日を元旦としているグレゴリオ暦では、冬が一年の始まりとなり、冬春夏秋という何の季節感も感じられない殺伐とした暦となってしまいます。

昨年は、本校も、創部二年目の女子バスケット部が島根県で優勝し、ウインターカップに出場するという快挙を成し遂げましたが、立春元旦を機に、本学園も今改めて、教育の本義を思い起こし、日に月を継ぎ、一歩一歩、本来あるべき教育の本文を尽くすべく、微力ながら、健全な青少年の育成に更なる精進を積んで参る所存でございます。

令和八年を迎えた本年が、清く明るい皆々様に限りない幸福がもたらされますよう心より念じながら、八雲立つ出雲の国神魂宮山より、初春の御挨拶を申し上げます。

淞南学園理事長 岡崎 朝臣